建築全般

2008年11月 6日 (木)

■建築の不思議な納まりを考える

このブログでアクセスの70%以上が「不思議な納まり」にアクセスする、ゼネコンの人、大手設計事務所も見に来る、何かの間違いか海外からのアクセスもある。

全部を丹念に見る人、自分の目的だけを探す人、目的は何でも良いが、これらの問題は設計時と工事監理の段階で解決出来るのだが、解決出来ない原因は何であろうか。

建築基準法に答えはないものばかりである、建築コストで片付けるのは簡単である。

所謂標準詳細に準拠する納まりもあるが全国一律の標準なんて嘘である、寒冷地の納まりは全国で機能するが、南国の納まりは寒冷地では機能しない「当たり前である」。

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2008年11月 4日 (火)

■特殊建築物調査その後

特殊建築物定期報告、略して特建というが、制度が変わり調査方法が細かくなって、提出率が大幅に下がったと、聴いている。

提出率を上げるために、報告内容を従来でも良いように黙許している行政庁もある。

国交省がどの程度提出するか見定め運用面の変更を行うとも漏れ聞く、しかしこの急な変更で依頼主と不要な混乱を招いた設計事務所は多いのではないだろうか。

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2008年10月21日 (火)

■グラスール隙間は禁物

防湿フィルムの有効性はともかく、ビニルクロスの防湿性も現実には見逃せない、しかし高密度高断熱といえども、基本は隙間なく均一に充填を行うことである、グラスウールの汚れは、対流によって発生した、厚さが異なると断熱性能が低下、対流による微細な静電気による汚れである(この微細な静電気名前思い出せません・・・・・happy01

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2008年10月15日 (水)

■一級建築士の懲戒処分

◆国土交通省パブリックコメントの募集
「一級建築士の懲戒処分の基準の見直しに関するご意見の募集について」2008/9/17
http://www.mlit.go.jp/appli/pubcom/house05_pc_000018.html
意見の募集を行っています。ここには「一級建築士懲戒処分の基準(案)」が掲載されています。

●専業設計事務所だけとする。

●設計料の料率を法的に定める。

●設計は物品の購入ではないし、単なる対価交換ではないのである。

アメリカのもっとも悪いところ押しつけられた。

※これらを立案した役人の名前を入れたらどうだ、厚生労働省は担当の名前が入っている。

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2008年9月17日 (水)

■目地パネルは樋になる

深い目地は意匠的に強い表現をもたらすが、壁に降り注いだ雨は壁面を流れ風に追われ目地にたどり着く、目地は竪樋になり下階に流れてゆくのだが・・

パネル角は水を切り飛ばすフィンや円形の直下にも水切りのフィンを付ければ耐久性が上がる、建物を60年保たす技術はあるが商業ベースにはのらないようだ。

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2008年9月 2日 (火)

■風化

木材が風化でぼろぼろになる、単に木材だけなく、材料は分子間引力で引っ張り合って形をなしている、木材でもセルロースの密度の差がある、それらも分子間引力で引っ張り合っている、分子間の距離が紫外線の波長より短ければ引き合っている部分がはじけ飛ばされないが、密度の薄部分はその引力で引っ張り合っている部分がはじけ飛ばされる。

紫外線を防ぐ塗装を塗っても時間が経てば塗装自身の風化する、だから常に紫外線から保護しないと風化してしまう。

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2008年8月28日 (木)

■温泉の窓

温泉の窓ほど納まりのやっかいな物はない、まして湯船の吃水面というか、窓腰と水面高さが近いほどやっかいで、また泉質によっては使用できない材質もある。

温泉の窓は特別に交渉しなければ写真は撮れないのでスケッチを起こしてみた。

竪枠の内部が結露と思えるが窓台部分でアルミを腐食、見た目ではその部分だけの問題のようだが、結露水が建物外側に悪い影響を起こしている例もある、類似の写真はこのブログにあります。ここに書いたブログのヒントを集めれば解決の糸口は見えると思います。

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■バルコニーの手摺壁

マンションの図面だけでも100棟以上は見ているが、バルコニーの手摺壁ついて設計者としてどの様に考えているのだろうか。

バルコニーはマクロ的に見ると熱でくにゃくにゃと変形する、風が吹けば空冷エンジンのフィンのと同じ働きをし、風で躯体の熱を奪う。

変形する手摺壁にタイルを貼ると云うことは構造的にみて、建物を直す立場としては暴挙に等しい感じがする。

せめて配筋をダブるしてほしい、100棟のうち1棟しかダブル配筋になっていなかった。

建物改修で30%バルコニーの修繕又は改修に費用がかかる。

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2008年8月26日 (火)

■片持ちスラブ

片持ちスラブ、カンテレバー、未だに構造標準図に昭和62年前の標準図を載せている、構造事務所があるので、注視して欲しい。

Hanako1 03_いくら、構造図が正しくても、配筋検査がいい加減ではカンテレバーの先端が下がり、場合によっては、落下が危惧される。

配筋時に鉄筋工など何度ども踏まれるうちに、、引っ張りに効くべき大切な上場筋が下がってしまってしまう。

その時上場筋をD13-D10に交互入れれば下がる可能性は低くなる、上場筋が下がらないため、D13の捨て筋をいれ高さを確保する方法もある。

いかに造形的コンクリート打放しも、いい加減な配筋検査では爆裂が起きてしまう。

※構造計算書をいくらチェックしても標準図基本がおかしければ片持スラブの先端が下がってしまう。

システムを複雑にしても問題の解決にはならない。

2007年12月31日の加筆。

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2008年8月24日 (日)

■体験と建築

師匠印藤文夫はマンション改修の本を2種類執筆し、「マンションの劣化・修繕の知識」至っては現在5刷り、技術書てしはベストセラーである。

建物を改修、修繕を行ったことのない者にとってはこの本のガイドに設計書を作ったとしても画餅に等しい、自ら体験し試行錯誤を行った者に理解のヒントが生まれるだろう。

ネット世界には親切なサイトもあるが、自分で考えない無い限り、「葦の髄から天のぞく」ネットの海を彷徨するだけであろ。

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■竪穴式住居

私の住んでいるところは先住民族が豊かな森と鮭が遡上し、わき水の豊かな扇状地で、竪穴式住居に暮らし越冬していた。

寒いように見えるが、屋根をわら等で1㍍ぐらいの厚さで覆えば、0.2Kcal/h・㎡床は1.5mほど掘られ、真ん中に囲炉裏が常に燃料がくべられ地面を暖めている、土間には毛皮が敷き詰められ、全体を雪に覆われれば、気密も高い、燃焼空気と呼吸の為の換気があればよい、床面は輻射温度20℃程度あれば裸足でも違和感はない。

不要になれば埋めてしまうが、燃やせば全て有機物質もどる。もしかする安普請の住宅より単純な性能比較をするならば竪穴式住居の方が上回っているようだ。

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2008年8月22日 (金)

■ライトコートの空気の流れ

閉塞されたライトコート、落とし穴のようなライトコートをもつマンションはどのぐらいあるのだろう、共有部の廊下を通じてライトコートに風が抜ければ(冬期間はどうする)よいが、深い穴の様なライトコートの空気は簡単には換気してくれない、計算のイメージは霧吹きの原理と等しいがベルヌーイの定理か???旨く数字が当てはまらない、設備系の工学博士に相談、「イメージは解るが・・難しい即答できない」と、計算モデルを話しているうち、一番簡単なヒントに浮かぶ。

さて「何でしょう」・・・・・。

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2008年8月17日 (日)

■構造計算

平成14年の木造3階建ての計算書の検討を依頼された、全体は計算書としてなりたっているが、平面プラントが各階ばらばらで、計算書で壁をずらして計算を成り立てているが、行政の審査で引っかからないで確認が同意したものだと感心する。

木造で構造計算の必要ない物件は必要事項が記載されいれば、中身の審査は行わない場合がある、とくにイレギュラーな枠組み計算基準を熟知しているとは思えない、500㎡以下は壁量と見付け計算がされていれば視ない場合がある。続く

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2008年7月 5日 (土)

■建築英語

5年前、ニュージーランドの部材でキットを組立、半完成品にして施設を組み立てる仕事した。

送られてきた図面を見て、表記を読んで絵と言葉で理解できるが、見積もりestimateとか一般的ものはよいが、複雑になると辞書に載っていない、建築英語辞書は単語はよいが、表現をどうするか問題で、訳してくれる人もビジネス文よいが、登り淀・・・そんな単語あるのか、本を探しても結局、友人のアメリカの大学でマスターの資格を持つ大学の先生に相談、お薦めの本は彰国社「楽しい建築英語」星野和弘著IBSBN4-395-00171-8がよかった。

plasterboardを自動翻訳すると、石膏協会と出ることがる、ちなみに「空ろな空洞」はどんな材料か判りますか、現地の金物屋で「フランス落し」が言葉で判らず絵に描いて説明、相手が居るときは絵を描けば理解してもらえるが、粒調に話すにはしばらくかかるがそのときはその仕事は終わってしまっている。

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2008年7月 2日 (水)

■中性化

築20年の建物から空気だけにさらされてコンクリートをサンプリングした、雨水にさらされたいた部分は2センチ以上中性化した。

コンクリートの建物は中性化をいかに防ぐか、それにつきる。

コンクリートの中性化防ぐ方法再生について深い造詣をもつ増田一眞先生に、建築構造の考えたかの勉強会を10年前、先生来ていただき、講演会を開いたが、構造事務所の構造計算専門のスタッフは誰一人来なかった、むろんゼネコンの技術者もである。

コンクリートの中性化を防ぐ増田先生の特集TOTO通信があるので見てもらいたい。

見るだけで、印刷は出来ません。

TOTO通信はなかなか優れた特集がありますので、TOTOにお願いしてとってください。

Photo

「n.pdf」をダウンロード

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2008年5月30日 (金)

■マンション購入

マンションを購入されたか、新築でも、中古でも、そのマンションの管理室に確認申請の副本・竣功図工事の際変更した箇所を訂正した図面)建築・設備・電気・構造計算書があるか必ず確認して下さい、重要事項説明のさいにそれらの図書があるか、確認して下さい。

竣功検査済書は再発行はされません。現在マンションに住んでいる方、理事の方「今一度」確かめて下さい。

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2008年5月29日 (木)

■特殊建築物定期報告

この調査を始めて25年以上たつ、35年ぐらい前は3枚複写の調査用紙に書いて提出した、感圧紙なので10年も経つと何が書いてあったか判らなくなった。
25年ぐらい前に定期報告の内容を充実させる為、調査方法講習会と建物調査費用算出の仕方を定めたら、公正取引委員会から指摘を受け排除され、設計料料率の時も排除された。
そんな、定期報告はすぐに形骸化して行く。
また、調査資格を行う資質にも問題がある、2級建築士がどんな建物を調査できたり、1級建築士で分電盤の非常照明回路操作、発電機の操作や排煙装置の起動停止を行える技術者は少ない。
そして今回の定期報告の内容変更である、特に分譲型集合住宅など総会で予算が決まっていて、(もっとも管理会社のサーヴィス程度の金額、非常照明であれば3万円程度であろ)その混らんはしだいに大きくなるだろう。
建築士の仕事は(施工会社にいる建築はなく)公的性格が強いのだが、設計料等の自由競争が自ら墓穴を掘った感が強い。
それらの問題は食の安全と構造が似ている思う。

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2008年5月20日 (火)

■豊饒感

「家は住む人の精神の形だと思っている、住みやすは精神の敵」と谷川俊太郎は云う。筆者は「から傘の家」いらい「篠原一男」の設計が好きで、全体はまねできないので、納まりだけを借用した、1/30の通り芯に1/10の枠の詳細を記入する。大きな斜めの屋根にアルフレックスのソファーが印象的。
しかし、仕事で様々住戸を訪れたが、篠原一男の空間ような住む人は見かけなかった、むしろごちゃごちゃした空間というかパズルの様家族の記憶を壁をうめ尽くした家の方が多い。
実際篠原一男の設計した家に住んだ人は、篠原先生が来られるとき、必死にかたづけるという、豊饒感も「住む人の精神の形なのである」Img521083257__2

篠原一男
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
篠原一男(しのはらかずお、1925年 - 2006年7月15日)は、日本の建築家。
静岡県に生まれた。1953年に東京工業大学建築学科卒業。1986年に名誉教授へ。東京工業大学篠原研究室出身者としては、日本建築学会賞建築家の坂本一成や武田光史、白澤宏規、 稲葉なおと、箱根の ポーラ美術館の設計者である 安田幸一などがいる。1995年4月から1999年、神奈川大学大学院工学研究科建築学専攻特任教授であったことが意外にも知られていない。

谷川俊太郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
作家 詩人・小説家その他作家 谷川 俊太郎(たにかわ しゅんたろう、男性、1931年12月15日 - )は、詩人、翻訳家、絵本作家、脚本家。哲学者で法政大学学長の谷川徹三を父として東京都杉並区に生まれ育つ。 東京都立豊多摩高等学校卒。

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2008年5月19日 (月)

■建築技術

設計事務所で建築技術の基本はどの様に学ぶのであろうか、現在の大学のカリキュラムでは技術を習得することは困難である、で入所して学ぶのであろうか、指導するだけの先輩がいるのであろうか、ある雑誌の特集を持ってきて「今回のこの特集は勉強になる」と示した内容は各メーカーの技術広報が執筆したもの、その内容を批判的摂取出来だけの力があればよいのだが。

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2008年4月27日 (日)

■レベッカ

監督: アルフレッド・ヒッチコック 
製作: デヴィッド・O・セルズニック 
原作: ダフネ・デュ・モーリア 
脚本: ロバート・E・シャーウッド  ジョーン・ハリソン 
撮影: ジョージ・バーンズ 
音楽: フランツ・ワックスマン 
出演: ローレンス・オリヴィエ      マクシム・ド・ウィンター
    ジョーン・フォンテイン        マリアン
         ジョージ・サンダース         ジャック・ファヴェル
         ジュディス・アンダーソン    ダンヴァース夫人
         グラディス・クーパー 
         レオ・G・キャロル   (ナポレオン・ソロのUNCLEだ)
         ナイジェル・ブルース

映画の解説では無い、暖炉の話、巨大な暖炉が登場する、どれほどの薪を燃やすのか、暖炉の縦断面が浮かぶ、「暖炉づくりハンドブック―その働きと詳細」奥村昭雄著の本が頭に浮かぶ、燃やすための大量の燃焼空気が必要で暖炉の直下に燃焼空気取り入れ口あるのだろか?、はないとすると、他から空気をひっぱてっくる、輻射熱くる方が暖かいが、燃焼空気が流れる量はかなりのもとのと・・燃焼空気量が・・・・、暖炉の解説をすると、つまらない映画の見方と一笑された。

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2008年4月17日 (木)

■ステンドグラス

ライトのステンドグラス、斜めのステンドグラスは大阪中之島の図書館にあるステンドグラス。大正期の建築雑誌にライト氏の建築として紹介され、ライトのデザインモチーフは全国に広がった、特に北海道は田上義也(たのうえ・よしや)の影響もあってライト風のデザインが広がった。

ライトのデザインモチーフをまねするとそれなりの形になるが、・・・昔ロンシャン教会をまねしたガソリンスタンドがあったが悲惨な形状であった。

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2008年4月16日 (水)

■延焼ライン

現在の延焼ラインは昭和18年に実物燃焼試験で得られた数値で、焼夷弾で家屋が焼かれた場合、輻射熱で発火するしない距離を求めた結果、1階が3メートル二階が5メートルとなったことは皆さんご存じだと思います。

江戸時代、火を扱うぼていふりは七尺の竿を使った、2.1メートル。

火種から円を描いて、軒の下にならない距離を取ったそうだ。

何となく、1階3メートと合う、先人の知恵のすばらしさである。

これは落語の枕で古今亭今輔師匠の噺であったか???。

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2008年4月13日 (日)

■間違の原因は自分にある

師匠印藤文夫は半世紀以上に設計監理に携わってきた、筆者は約20年程学んだ、「青は藍より出でて藍より青し」云うが、さっぱり青くならず、顔面蒼白と云うべきか。
20年近く側にいて、極めて含蓄の深い教えを得た、筆者が送られてきた資料の口違いを指摘した後、「相手の間違えを指摘する前に、自分の指示が正しいかよく考えなさい、相手が間違えるような指示をするから間違える、大事なことは書いて渡す、・・・」確かにおっしゃる通りであるある。
相手に何らかの指示を出すときいつもこの言葉が自分を制御する、しかし凡夫の身にはいまだ成就出来ないのも事実である。

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2008年4月 9日 (水)

■タイルの貼り方

タイルの貼り方
国土交通省の「建築物修繕診断・・・」に各種タイル貼の評価基準が乗っていいる、現在張られているタイルはネット貼り云われる貼り方かたである、その中でこのネット貼りの評価はきわめて低い、表を載せて表現したいが、ブログの限界でもある。
今まで筆者が調査した建物殆どがネット貼りで、離落の原因に、工事管理、施工手順、納まり処理に問題があるもの多い。
ネット貼りで、タイルが恒久的に離落しない方法はないが、幾つかの手順を守れば改善される可能性は高い。
タイルの貼る面のを高圧洗浄であらい表面のゴミレイタンスを除去、躯体温度管理し、充分に表面の湿潤にし、接着剤を塗布、接着時間を管理し時間内作業を終える。
タイルの裏側に水が廻る納まりを避ける。
タイルの伸縮目地は筆者は不要と考えるが、設けるのであれば、シールの基準に合わせ最低15㎜巾は必要、それ以下であれば改修作業も出来ない
それらは全てコストに反映されるから、安価な金額で無理な施工時期を押しつけられれば離落の確率が高くても施工せざるを得ない、ゼネコンのジレンマである。設計監理者がタイルの離落危険性説明を発注者に充分説明したのであろうか、このブログにタイルの問題を載せているので改めて図版は載せません。

スケッチは積み上げよるタイル貼、つけしろは上手な職人で約20㎜、この20年この貼り方を見かけない。

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2008年4月 6日 (日)

■骨材・泥

筆者が建築の世界に入ったとき躯体用のコンクリートはレディーミックスに為っていた、1992年、中国河南省、鄭州を訪れた。
ホテルの隣はビルが建設中で、バッチャープラントでコンクリートを造っていた。
部屋から、骨材置場が見える、砂がどうしても砂に見えないので、朝早く骨材置場から、(安全管理がなされいない)一握り砂をもって、コップにいれ水を加え撹拌、水は10分経っても混濁が続く砂の上の泥が次第に沈殿、微細な泥分はコンクリートに応力が加わったとき、泥はコロの働きをして、すべってしまう。
現場には泥分を分離する沈砂層もない。
現在中国で手抜きより橋の崩壊、ダムの崩落が伝わってくる、地震が発生したらどれだけの建物が残るだろう。

※バッチャープラント 現場でコンクリートを調合する、品質管理は難しいが、水の少ない硬いコンクリートが打設できる

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2008年4月 5日 (土)

■建主

なんちゃって建主
七年ぐらい前、不思議な建主が現れた、いったい何人の建築家が翻弄されたか、何人かにから聴いた話をまとめると、手口はきわめて似ている。
それらの話しをまとめると次のような話しになる。
それは、コレクトコールから始まる。
「コレクトコールですがお繋ぎしますか」(海外から電話する人がいるのか???)
「私、○○○○と言います、貴方の作品を雑誌で拝見気に入りました」
数年前アメリカの大学から戻り、○○大学医学部に在籍しています、家を建てたいので、他の作品や敷地の候補地を見たいので、日曜日の朝10時、○○の店の前におります。
車に乗るとぺらぺらと自己紹介、○○大学医学部で専攻は○○外科、etc。
やがてお昼なり適当なレストランで食事、当然建築家の接待になる。
その医者らしき人物はさらに建物規模、趣味、家族構成、予算を話す。
人によっては、往復で400㎞以上走ったらしい。
そして、迎えに行った場所でおりる、受け取った連絡先はつながらない。
建築家の集まりで、一人がこの話をすると、数人が「実は私も」。
筆者はコレクトコールで怪しいと感じたが、その不思議な建主は、楽しい夢の話をしながら日曜日を過ごしたことであろう。
逆に騙さつつ、どんな嘘をつくのか知りつつ遊んた建築家もいた。

「なんちゃて」建主(クライアント)と呼ぶことにした。
犯罪に詳しい人に言わせると被害者の自意識が強いと騙されやすいという。

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2008年4月 2日 (水)

■塗装膜厚測定

湿式の塗膜厚測定のゲージである。
基材の(ベース)部分が硬化しないうちに、ぎざぎざ部分を塗膜面につけ、櫛形の溝に付くかどうかで厚みを測定する、きわめてシンプルな物です。
塗装工、現場管理者が工事の進捗中に使用するなら有効だが、設計監理は、常駐監理を行わない限り、使用できないゲージである。

塗料の種類よってはメンテナンスがやっかいです。

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2008年4月 1日 (火)

■アルミとプラスチックの窓

日本で建具をアルミで作り始めて45年以上経つ、誰がアルミ建具がいいと思ったのだろう。
近代建築は工業化と両輪のように進んできた、その結果カタログ建築と云われ、今日のCAD化でメーカーのデーターを集めればそれなりの図面ができる様に為ったが、多様化した工業製品は同じ物を永遠に作り図づける訳には行かない、その現実が、今起きている、築後30以上の集合住宅のアルミ建具の部品がない、単純な部品であれば使用頻度の建具からの転用も考えるが、遮音用の引き寄せクレセントはメーカーそのものが存在しない。
プラスチックサッシも30年に為りつつある、これも部品の供給ないものある、DIN(ドイツ工業規格)ように永続性のある規格であればよいが、最終製造から7年予備いれて20年、次第に予備の部品の存知期間が次第に短いきがする。
スチールサッシは滅亡に近い、機密性が悪い、重たい、・・・。
しかし、相手は鉄である、溶接ができる現場で、部分的補修も可能である、精度の問題は加工と技術の問題である、解決の方法はある、腐食したり摩滅したアルミは取り替えざるを得ない。
耐火性能はスチールの方良い、さて木製サッシは部分交換いくらでも出来る、金物が合わなければ、埋木してしても補修ができる、部分補修で長持ちする、紫外線保護の塗装に注意すれば、断熱性もよい、パッキンで気密性能の上げられる。
もう一度、100年以上の時間で考えれば木製の優れていると思いませんか。

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2008年3月26日 (水)

■専門書

専門書の中の専門書を探すのは至難の業です、医学の専門書を買うみたいな物で、専門分野ではあまりにも過ぎるし、だからといって、入門書ではどの本を取っても、大差ない。

「塗装技能一般」坂田秀太郎著(産業図書)昭和26年初版38年改版52年で20刷、この本は塗料の専門家でも充分な内容がある、今なお中古市場でも根強い人気ある。

硬直な文体で、塗料の要点を的確に書き表して、メーカー塗料案内と違い阿るような事はない。

塗料と接着剤は親戚、同じような性質を示すので一緒に覚えるとよい、自分で錆落とし、刷毛を持って塗るのが一番。

理論と実践、するとこの本の掛け値のない事が理解される。

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2008年3月23日 (日)

■防水端部納

Scan10186 Rimsg0086 一般の設計者は防水端部を立ち上げたくない様である。

端部を立ち上げた納まりは、改修する建てもで見たことがない。

その理由に、10年の保証があるからである、無茶な納まりをしても、防水業者に押しつけるからである。

このブログで防水の納まりをいろいろ示しているが、特別な納まりを取り上げているのではなく、ごく一般的な納まりの状態を示しいる。

0096 (イ)の部分の防水立ち上がりが無い。

(ロ)の範囲を斫り、防水の立ち上がりを造りたいが、斫ると鉄筋の被りが悪く、予想以上に手間のかかることがある。

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2008年3月20日 (木)

■階段の踏面

階段の踏み面の奥を少し下げませんか、踏面が少なければ踏み面15㎝で1㎝~1.5㎝。

踏面が25㎝で1㎝ほど下げます、登りやすく降りやすい、筆者も15年前から始めました。

信じられない現場所長は、コンパネで実物模型を造り「ほんとに具合がいい」。

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■建築設備図Ⅰ

建築設備が高度化しても、基本的は変わらない、その基本が空気曲線図、その図を自在に読み取れれば、自分の建物の熱環境を組み立てることが出来る。

設備器機のカタログにも注意事項として空気曲線図で使用範囲を限定してる。

建物熱負荷計算、換気、断熱と蓄熱バランスは建築の設計者が把握していないと、設備に設計の思想の伝達が出来ない。

空気曲線図は別なHPで詳しくその理論を述べているので、ここでは触れない。

20004659__1_2 ●住宅用の熱交換機の注意事項である。熱交換の際水蒸気の熱も奪うので、その注意事項である。施主に対する説明は主体は建築設計者が行う必要がある。

空気曲線のPDFのデーターをUPしておきますから、利用してください。

「aircurve.pdf」をダウンロード

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■配筋図

税務署が施工承認図に税金を掛ける愚行を初めて何年になるだろうか。その間CADが発達し、鉄筋の加工図や、現場の監理者が配筋図やその下書きもしなくなった。

ラーメン構造でこの部分に縦筋があるのはなぜだろう、一般的な納まりの配筋スケッチを描いてみる、昔は鉄筋を加工する前、現場所長・鉄筋職長と細かく打ちあせる、その時設備と電気も現寸的組み込む。

この鉄筋の被り不足はコンクリート打設時に解っていただろう、モルタルで糊塗仕上げ、しかし時間が経てばハッキリと解ってくる。

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2008年3月18日 (火)

■バクテリアでヌルヌル

昔のコンピューター室は高速ドットプリンター作動、紙の綿埃エアコンの排水皿に溜まる、白色の藻のような物が発生して、排水孔を詰まらせる、緊急警報が鳴ると、設計事務所の筆者も呼び出される、「設備は関係ない」といえない、状況を確認し、とりあえず詰まった原因を除去、サンプルをフィルムのケースに入れ、崩れた蛙の卵ような物を眺めていて、隣の電気屋、溝に銅線をいれいたの思い出す。

京都の籠屋で銅線の水切籠、物は試しと太めの銅線を、排水皿の入れ置く。水に銅イオンがバクテリアの発生を妨害する、単純なことである、先人立ちは遙かむかしら行っていた、コンピューターという現代の権現を何百年前から伝わる手法で解決。

先人の知恵の感謝。

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2008年3月17日 (月)

■断熱伏図

寒冷地ごく一般的に表記されている断熱伏図

PDFにしてあります。

筆者は外断熱支持者、師匠が外断熱を始めた、その資料は高さ2メートルはあり53dnf3ました。「53-DNF3.pdf」をダウンロード して下さい。

ただし内容ついては責任持ちません。

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2008年3月16日 (日)

■ALC板

1970年頃、外断熱の工法を模索するため、北部ヨーロッパから資料を取り寄せ、カタログのコピーと邦訳が資料棚に積まれていた、旧西ドイツの
ALCの厚さは200ミリ~300ミリ 旧ソ連はそれより厚物もあったが比重が解らなかった。
その技術が60年の半ば日本に持ち込まれたときALC厚さの主流は100ミリ替わり、さらに住宅用まで出来て50ミリなる。
断熱性能がよいと、100ミリのまま寒冷地に持ち込んだため、当初は凍害で悲惨な状態になった。
寒冷地読本を作り寒冷地障害対策に奔走した結果ずいぶん初期の問題が解決したが、始めから300ミリを導入していればどうであったであろうか。
ALC内部結露の問題は起きる可能性はずいぶん低かったのではと思う。
本ブログのコンクリート内部結露を参照。
スエーデンや北ドイツの防寒対策の製品を北海道や寒冷地に持ち込むとき、Refineされ、良い方向にされるのであればよいが、本質的部分が欠落し形骸した物になる。
その精神的さを、森有正は「経験と体験」の違いを強調するが・・・。

_2004 ※このCADデーターに防水のCADデーターと重ね詳細図のできあがり。

設計料が安価になるのも判るが・・・・。

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2008年3月15日 (土)

■引手・押し板

Rimg0054

いつもトイレの引手・押し板で悩む、押し板を付けても実際に押す位置は10~15㎝高いところを押すことになる、引手も爪で削られる、メラミン板でも爪で摩滅する。

押し板を合理的高さに付けると、プロポーションが変である。実用的な寸法が良いともうが・・・。

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■水切り 19

「水切りフェチ」と云われてもさらに続けます、水切りはサッシの取付位置で決定する、室内に返り墨あって、そこから躯体の芯を求める、躯体の精度が悪くてもサッシの鉛直は保てる、躯体の暴れに合わせるとたぶん、賑やかな反射窓のなるであろう。内側から寸法を決まるから水切りのでが右+20左±0という事がある。

写真の水切りは左右の出は等しいが、面が異なる5㎜異なる、この建物ディールのこだわりを感じるが、たぶん下地の扱きで面の出がことなったのであろう。

設計図に水切りの出寸法が描かれていたら、その寸法を得るため施工能力の全力を挙げて取り組むが、設計者が寸法の意味を語れなけらば描く必要が無い。Rimg0059_3 Rimg0060

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2008年3月14日 (金)

■断熱雨戸

1 30年余前、全ての窓に断熱雨戸を入れて欲しいと建主から要望があった、当時筆者は技術的に未熟であったが、断熱雨戸で覆われた、光の漏れない家に戻る気分はいかなるものか、そんな家に帰りたいものだろうか、最小の窓にしてもらったが・・・。

やはり家の窓から漏れる光はタングステン(3400K)の明かりが良いと思うが、・・・。

マンションの窓も暖色系の蛍光灯で統一すれば美しいと思うが。

北海道の旗をデザインした練子廣導さんは70年のはじめコペンハーゲンを訪れたとき、街がタングテン系のライトで統一され、おとぎの国に着陸する気分であったと語ってくれた。

省エネも大切だが、美しさを感じる感受性を失う合理性はいかがなものかと思う。

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■ケイカル板Ⅳ

ブログと雖も、術語の定義には注意をして表現をしているが、HP中には混乱と誤解を起こさせる記述がある、筆者は記述に齟齬や誤謬は逐次改訂している、基本的に自分が体験したを載せている、それにしても現象を多面的に見ることはできないので、記述が一方的になる場合がある。さて筆者のブログでの検索ワードは「ケイカル板」での検索が10%以上、そこで筆者が幾つかのHPの「ケイカル板」検査すると。

あるサイトの表現
ケイカル板とは正式名称「珪酸カルシウム板」といい、消石灰、珪藻土、石綿に水を混ぜて練り合わたもので、耐火性に優れ、 比重が軽いため幅広い用途で使われている材料です。

※岩綿の表記違いではと思う。

内装工事での使用場所は、「火を使うキッチンまわり」や屋外で湿気の影響を受ける「駐車場の天井」「バルコニーの軒天」寒冷地は適正を欠きます)
その他に、タイルを張る為の下地や、飲食店の厨房等に使われます。

ニチアスの説明
「NAラックス」は、石灰質原科、けい酸質原料を主原料とし、補強材に無機繊維質を使用しています。当社独自の製法により抄造し、オートクレーブ中で高温高圧蒸気養生をおこない、強く安定した結晶構造をもつけい酸カルシウム板です。結晶構造を持たない建材とは違い、温度・湿度および経年による変質・変形の心配が少なく、しかも法定不燃材です。また、木材と同様に軽量で、ねじ打ち、ステープル打ち、カッター切断等の加工も容易にできます。
※「NAラックス」は平成4年(1992年)より100%無石綿で製造しております。

ケイカル板を寒冷地で使用する場合は同じような条件で10年は使用した箇所を確認する必要を感じる。

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2008年3月11日 (火)

■打ち込みタイル

Rimg0040 プレキャストコンクリートにタイルの打ち込みがタイルの離落の解決ではない。
プレキャストコンクリートにタイルの打ち込みやコンクリート型枠にタイルを取り付けコンクリート打設時にくっつけてします方法。
どちらの方法もタイルの裏側に水がまわるとやがてタイルの離落の原因になる、それが寒冷地であれば尚更である。
型枠にタイルを貼り付けてもコンクリートが密実に打設されているかは確認できない、タイルの裏側にジャンカがあっても補修のしようがない、一枚ずつ叩いて、浮い可能性があるなら、無収縮モルタルを注入し救済。補修費用と時間がいくら掛かるか判然としない。

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2008年3月10日 (月)

■外部階段の手摺Ⅱ

近所の分譲型集合住宅の足場が外れ、建物全容がわかる、外階段の手摺が以前「外部階段の手摺」で述べたようの、手摺金物が桁の脇で固定されいた。
先陣の優れた考えを伝承することは良いことである。Rimg0011

もしこのブログを見て金物の納まりを参考にしてくれたらなおうれしいが・・・・1,970年以前は設計事務所は先輩技術者から設計思想の伝授があったが、コンピューターよりCADで図面を書くようになり、メーカーのデーターをべたべた貼るようになって設計図は変質したと感じるのは筆者だけのであろうか。

前の写真は8年前の

少し暗い写真は近々竣工する外部階段。

金物は側面で止める基本である。Rimg0051

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2008年3月 4日 (火)

■雪止めと積雪荷重

P1000016 除雪などほとんどしなかった時代は問題にもならなかったことだが、世間が狭くなると、雪止めをつけざるを得ない、自立できない雪止めは鼻隠しの垂木から引っ張り固定させる。

人口180万人の都市で総積雪が6メートつもる都市は世界で札幌ぐらいである。

夕張でプールの屋根に積もった雪で屋根が崩落した、積雪1メートルとか、重さにして300㎏/㎡で、構造設計者が積雪を中長期、短期で見るか意見が分かれるが、構造が荷重ぎりぎりの設計の可能性もある、30年以上経っているから、経年劣化でかたづけるのだろうか??。たまたま人命に影響が無かったから良かったのだが。

北大の土橋名誉教授が自宅の屋根で積もった雪をカットして重さを量って、実際に「1メートル300㎏/㎡」あったよ話していただいた。まずは実際にものを計ったみる、現場でものを考えることが大事だである。

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2008年2月28日 (木)

■音の音

1 建築の相談で一番困るのが「音」、相談に来るなり、文書なりで口頭で質問をしてくるのだが、「ど~~~~ん」と低い音で、「ぶるぶる」それが「すっごく大きな音」「びりびり伝わって」。

副詞と形容詞、擬音の連続で、物理的数量の報告は無い、録音も無い。

音響学で云う「振動」は音(固定伝播)ではない、体験的に音として認識するから話がややこしくなる、さらに音は情報で情報として聞くと話はさらに複雑化してくる、車のエンジン音を専門的聞くとメカニズム構成の状態して聞こえてくる、門外漢は単にうるさい音としか聞こえないからさらに困る。

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2008年2月23日 (土)

■イニシャルコストとランニングコスト

Izihi 施設が古くなり、法的制度が変わればその器を替えなければならなくなる。その、入れる器が大きくなると必然的に維持管理費が高くなる、その器を維持するため国からの処置費や補助金が増えるわけでもない、必然的に人件費の削減ととなる。
病院や福祉施設、学校、保育園など、生産を目的としていない施設は維持費は重要な要因である。
ある老健施設を訪れたとき、ほとんど全ての照明が消され、デイルームにひそむように暮らす老人達を見たとき建築家は何をすべきなであろうか、そして誰のために建築を作るのだろうか、「そんなの、関係なネ~~~~」と云うのであろうか。
プランを配慮して自然光とエネルギーをいかにセーブ出来るかを真剣に考えれば新たな形が生まれるだろう。

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■外断熱と床暖房

100 新聞広告に「外断熱で床暖房、快適な暮らし」と載っていた。
昔、読んだ設備設計の教本に「我々設備設計者は建築工作物が無くても快適な環境を作る事は可能だ」、確かに床暖房と高速のエアカーテンで覆えば理屈として建築的工作物は必要がない、住居空間とし不快を感じるのは無いかもしれない「理屈として」。
壁で囲まれた居住空間の壁面の平均温度(輻射温度)が快適であるかどうかが大事なことである、実測の経験値として輻射温度計で平均20~22℃以上あれば不快な感じはしない、窓面は壁に比べ熱貫流率がおおざっぱに70%低いその部分にはパネルヒーターでコールドドラフトを押さえる、その場合床暖房など輻射温度が1.5倍も高い部分が日常的に使用する部屋にある場合、何ともいごごちが悪い。
壁の温度が低ければ別であるが。

老齢の建主の家で床暖房を求められ、日差しのよく這入る、暖かい居間で壁の断熱、窓も熱伝導率の低い物を使用したが、その老夫婦は今までの日常生活を変えることが出来ず、床の敷物、炬燵(電気)を使用する生活であった、やはり床暖と炬燵の電源は入れてなかった(北海道弁でイズイから)。
外断熱建物は、換気や熱伝導で失う分の熱を加える必要がある、蓄熱容量が大きければ、外断熱の性能よるが、加える熱量はすくなてすむ。
使用頻度が長時間、恒常的に使う建物が有効である。
外断熱で設計のまずさと、運用の方法を誤った話しを次号に載せます。

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2008年2月21日 (木)

■雪庇対策

Rimg0045  積雪地帯で雪庇対対策は経験的な判断をしなければ難しい、気体に雪が混じり、障害物に当たり、雪庇になる過程は定常計算では困難である。

毎年1メートル以上の雪庇が形成した部分に通電型の雪庇防止策を設けた実例写真。

雪庇対対策行わない屋根との比較。Rimg0042

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2008年2月13日 (水)

■通気層

Tuuki通気層は何ミリを保てば良いのか、30年ほど前、当時の寒地住宅研究所の研究者を訪れた。
通気層と構造用合板関係を知りたかったからである。
断熱材を入れ始めたころ、外壁モルタルの裏で結露し下地が腐り、壁が崩れたり、断熱材が内部結露しカビだらけになり、断熱の目的を達していない事故が起きていた、寒地住宅の技術講習会で通気層の有効性と防湿フイルムの必要性を強調していた、しかしその頃から通気層は6分=18ミリ、なぜ18ミリなのか疑問であった、なぜなら、計画原論で空気層20ミリ以下の場合対流しにくく、空気層が4ミリ以下の場合相互間の熱伝導率が影響し合う、故に複層ガラスが空気層が6ミリから12ミリ。北欧ではすでに通気層が確立されていて、それを北海道で広めた、通気層の間隔は部材から6分18ミリから21ミリ程度で寒地住宅研究所は広めたようだ。
では実際、外壁の通気層はとなる、18ミリでもゆっくりであるが対流すという、研究者もいる。
また、飯田ウッドワークスの飯田社長は4ミリでも空気は流れるという。

2006年フィンランドを訪れたとき、通気層が気になり、住宅、公共施設と基礎の水切りから手をいれると40ミリから60ミリと開放されいる、これは何を意味しているか。

防湿フィルムが必要とする地域、不要と考える地域がある。
断熱材内部温度を定常計算すると、グラスウール内部で露点温度達するから防湿層が必要だ。すると防寒具は水蒸気を発散しやすい繊維を使用、定常計算であれば防寒具の内部で結露することになる。定常計算ではいささか無理がある。
構造用合板を外部に貼ると(針葉樹)接着剤が強く、透湿抵抗が高く内部結露の原因になるという報告もある。

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2008年2月 6日 (水)

■ディテールの描き方

Nosai11 建築の設計図を描きだし一番最初のにぶつかるのがディテールの描き方であろう。
ゼネコンの設計部や大手設計事務所、諸官庁の営繕部にはそれなりのディテールがある、まずは必要な部分のトレース、CADでればデーターを貼り付け寸法の修正となるが、そのディテールとは何であろう。
内部意匠のディテールは別な項目で書くとして、筆者は70年頃には見よう見まねで図面らしいものにはなっていたが、先輩の図面を唯々諾々とトレースするだけで、批判的摂取できる知恵もなく、写すだけである。
30年前、師匠は筆者に1/2のRCのサッシの納まりを描かされた、「意味のない部品はない」と部品の意味と目的を訊かれたが答えられなかった。
ディテールは帰納法的解決がよい、問題の中心は「水」である。
アルミサッシュの内部結露防止方法、モルタルを密実に充填する方法、水切り皿板の際から浸水しないほうほう、コンクリートの水がいかに入らないよう考えるかに帰結する。
ディテールの目的が解れば解決は簡単である。
CADをHPからディテールをコピーしてるうち、納まりの目的を見失わないだろうか。
最近の建物納まりをみていると、CADの弊害を感じる。

「建築の不思議な納まり」で問題を起こしている写真は納まりの技術的目的がわらないまま、設計事務所が現場に投げたと思われる、設計者が解らないものが施工者が理解できる訳がない、その責任を職人に押しつけられては困ったものだ。

写真は熱交換型フィルターユニットの前に天井の吊り棒、設備と建築の齟齬でかたづけられない、これも部品の目的を理解してない設計監理、施工図のチェックの甘さか。

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2008年2月 4日 (月)

■バルコニーの形

Sdanten_015 凸凹したバルコニーを見かける、必ず入り墨にひび割れが集中する、コンクリートであれガラスでも、紙でも、必ず入り墨に亀裂がはいる、物理的性質なのでしかたがないが、あまり形にこだわっても、エンドユーザーの負担になる、単純な形でデザインをまとめられないもだろうか、モンゴロイドは寒冷地に適合する肉体に変化させた。

建物もその環境に適合する必要があると思うが・・・。

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2008年1月28日 (月)

■RC内部結露